ORTHOPTIST LAB / 04

バゴリーニ線条レンズ検査

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左右の眼に由来する光条を分けて、重ねて、見え方を確かめる。

検者視点・AI合成画像

レンズを装用すると

画面左が患者の右眼、画面右が左眼です。

線条は方向を説明するため強調しています。写真は架空の人物と汎用の検査枠による装用イメージで、機器の正確な再現ではありません。顔・眼位は固定で、選択した症例の眼位を示すものではありません。

見本を準備しています

光条と光点を比較する

本人視点
R右眼由来の成分

L左眼由来の成分

両眼開放での見え方 模式図
本人の視野の左本人の視野の右

成分図は、両眼開放時の知覚を説明のために分解したものです。片眼遮閉時の検査結果ではありません。背景の暗色は見やすさのためで、暗室での検査を指定するものではありません。

この見本の読み方

教材の前提・限界と実施チェック

単一の光源から生じる光点と光条の、典型的な報告を示す教材です。欠け、像の間隔、光条の長さ・明るさは説明用の任意設定で、偏位量や暗点の大きさを測ることはできません。

レンズの線条と光条は直交します。眼鏡の装用方向や、検者視点/本人視点の違いで図の傾きが変わるため、実際の検査では片眼ずつ由来を確認します。光条が交わる形だけで網膜対応を確定せず、検査時の眼位など他の所見と合わせて解釈します。

片眼で線が見える条件を前提とした抑制の見本であり、線が見えない原因を診断する機能ではありません。交代抑制、上下・回旋複視、不調和性網膜異常対応、プリズム中和は初版の対象外です。

実物での実施チェック

  1. 検査時の矯正、採用距離(遠見/近見)、照明を施設手順に沿って確認する。単一の固視光源を使い、左右の線条方向を確認する。
  2. 光源を見てもらい、「光はいくつ」「線は何本・同時に見えるか」「どこで交わるか・欠けるか」を尋ねる。片眼での光条確認と、両眼開放での返答を区別する。
  3. 距離・矯正・装用方向・検査中の眼位/固視、光点と線の数・位置・欠けを記録する。描図は本人視点/検者視点を明記する。

確認項目の要約であり、施設の検査手順や指導者による実技指導の代替ではありません。見え方の参考:University of Iowaの症例解説

原理の参考:Chengら(1998):Bagoliniレンズの光学特性。図と説明文は独自作成です。参考資料の画像・PDFは配布していません。

ORT教育用の試作教材です。臨床妥当性・教育効果は未検証。診断・治療方針・定量測定には使わず、教育での使用前に指導者が確認してください。