ORTHOPTIST LABOPTICS / 02

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STURM'S CONOID

ひとつの光が、ふたつの焦線に。

球面で位置を、円柱で主経線の差を変えてみよう。

正乱視 · 調節なし
2つの主経線を分けて表示
各主経線の光線と網膜位置2つの主経線を別々の段に投影した光線図です。

焦線付近を拡大した縦断面。ピンクの縦線は網膜、白点は各主経線の収束位置。網膜より後ろは仮想延長(破線)です。

第一焦線

最小錯乱円

第二焦線

網膜面

遠方の1光点の幾何光学的な断面。全断面は同じ倍率で拡大(従来の最大5倍、枠に収まるよう4枚共通で調整)。点・線の太さは表示用で、視力や実際のぼけ像を再現するものではありません。断面の角度は画面右を0°、上を90°とする模型座標です。

この網膜面で、乱視表はどうぼける?

球面・円柱・軸を変えて、上の断面と見比べよう。

網膜面のぼけ方 現在の設定に連動・模式表示

断面の広がりを方向別のぼけに置き換えた近似です。濃い線を単に塗り分けているのではありません。角度は上の断面と共通(右0°・上90°)。表示倍率は任意で、実際の見え方・視力や乱視軸の判定には使えません。

円柱軸は矯正目標と同じ方向に固定。レンズは眼の主平面上(距離0 mm)に置きます。

この眼の設定(裸眼モデル)

主平面上で必要な S / C / Ax。眼鏡処方値ではありません。

この眼のS・C・Axを変更すると、入れていたレンズは0 Dに戻ります。

表示は幾何光学の近似です。実際の見え方・視力・乱視軸の判定には使えません。

何が変わった?

焦線間隔(Sturm間隔)
前提・計算式・検査モードとの違い

この段階は正乱視の光学原理を学ぶ模型です。乱視表を用いた検査やクロスシリンダーの手順・患者応答はまだ含みません。不正乱視、調節、高次収差、回折、視力は扱いません。

球面版とは異なり、網膜距離を n / 60 m(n = 1.336)に固定し、眼の2主経線の屈折力を変えます。目標を S / C × Ax、入れるレンズを Ls / Lc × Ax とすると、主経線の合成屈折力は P1 = 60 − S + Ls、P2 = 60 − (S + C) + Ls + Lc。焦線位置は n / P1 と n / P2、最小錯乱円の位置は n / ((P1 + P2) / 2) です。距離の単位はm。

円形の入射光束(半径1.5 mm)を仮定し、深さzでの2方向の半径は 1.5 × |1 − zP / n| mm。ある主経線の光が収束すると、その主経線に直交する焦線ができます。最小錯乱円は屈折力の平均に対応し、焦線位置の単純な距離平均ではありません。

「球面だけ」の操作は Ls = S + C/2、Lc = 0。「球面+円柱」の操作は Ls = S、Lc = C に設定します。正しい軸に固定しているため、軸合わせの検査は体験できません。

参考:Gargalloほか(2025)— 正乱視・JCCに関する原著研究。図・コード・説明は独自制作で、論文の図版は使用していません。